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 噛み合わせと全身の関係 |
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頭痛がする、肩がこる、めまいがする、腰が痛くて歩けない。
こんな症状がおきたら、あなたならどうするか？
まず頭痛薬を飲むなり、貼り薬を貼るなり、なんとか家庭療法で治そうとするだろう。
なかにはマッサージにかかる人もいるかもしれない。
それでも治らないときには、やはり医師にかかるだろう。
肩こりやしびれがあるので、整形外科に通う事になり五十肩や腱鞘炎などと診断される。
薬をもらったり、運動療法を指導されたりするだろう。
最近では、電気刺激療法なども行われている。それで治る場合もあるが、
まだ治らない場合、病院周りが始まる。「内臓に原因があるかもしれない」というので内科、
耳の機能の異常かもしれないので耳鼻科、女性なら更年期障害かもしれないと婦人科、
いわゆる心身症の可能性もあるので心療内科。それでもダメな場合は、現代医学に絶望して、
東洋医学や民間療法に頼る人も増えるだろう。
そのころはおそらく「自立神経失調症」という病名がついている。病名がつけば、
なんとなく納得はするものの、それで状態が良くなるわけではなし。
おしまいはノイローゼ気味になり、気持ちまで落ち込んでいく。
顎関節症を疑ってみよう。
こういう時は、一度顎関節を疑ってみるべきであると、
この病気を研究している歯科医は主張する。
顎関節症は歯の噛み合わせの異常が原因だ。歯科の分野の病気である。
従って、どんなに他の医院を駆けずり回っても治せるわけが無い。
さらに、一晩の医師は顎関節症については殆ど知らないから、
患者に対して適切な助言も出来ないのである。
こんな患者がたまたま歯の痛みで歯科医にかかったとする。
残念ながらここでも顎関節症の発見される可能性は低い。
歯科医にも顎関節症を理解している人は多くないからだ。
患者も歯科医で頭痛や肩こりを治してもらおうとは思わないだろう。
こうして顎関節症の患者は、いつまでも病名という出口が見つからず、
迷路をさまよう事になる。歯の噛み合わせが悪いのは、
現代人の顎の縮小と関係があるようだ。
また入れ歯の人にも多いようである。噛み合わせが異常だと、あごの関節がずれる。
そのずれはわずかでも、顎の筋肉だけでなく、頭を支える首の筋肉まで緊張する。
その結果、連鎖的に全身に各種の異常が生じる。
思い当たる人は近所の歯科医に聞くなどして、顎関節症の治療をする歯科医を探し、
噛み合わせをチェックされることをお勧めしたい。 |
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虫歯や歯がない状態、合わない入れ歯・かぶせ物等で歯並びが悪いと噛み合わせ異常発生！
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異常な歯がぶつかり合い、痛みが生じる。
それを歯根膜が察知し、脳へ報告。 |
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脳があごを動かす筋肉に噛み合わせをズラす指令を発信。 |
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脳の命令に従って筋肉が動き、上下の歯の噛み合わせがズレる。 |
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その結果、歯に生じていた当たりはなくなる。
しかし・・・・
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あごをずっと一方にズラし続けなければならない頭や首の筋肉が疲労。 |
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その疲労した筋肉を助けるため、肩が上がる。
首も自然と反対方向へ傾く。 |
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肩が一方に上がった分、背骨上方が上がった肩の方へ曲がる。 |
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背骨上方が一方に曲がったため、今度は体のバランスをとるため、背骨下部が上部とは反対方向へ曲がる。
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しかしそれだけでは、体は上がった肩とは反対方向へ傾き、まだバランスが取れない。 |
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そこで今度は骨盤が傾き左右のバランスを取る。これで歪んだ姿勢の一丁上がり。 |
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さて、この結果、体の各部では・・・ |
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よけいな負担がかかり続ける頭部筋肉が疲労して、頭痛発生。
また首の筋肉も疲労し首が凝る。
首が凝ると、脳へ通じる血管が圧迫されて血液の流れが悪くなり、高血圧などが発生。 |
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ついでに首の筋肉がかばうため、肩を持ち上げている肩周辺の筋肉も疲労して肩凝り発生。
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曲がった背骨の、曲がりの頂点部分の骨が歪んだりズレたりして、腰痛やぎっくり腰、椎間板ヘルニヤが発生。 |
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体に生じるさまざまな症状に影響され、ノイローゼやヒステリー気味に。
自律神経失調症などと診断される。 |
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